鹿児島県吉野町の住宅街の中にひっそりとある、『どんぐり自然学校』はシュタイナー教育で、幼児期から中学校までの子供がみんなで育ちあい、学び合っています。
小学校から入学した、我が家の息子ももう3年生。
毎日楽しく通っています。
休みたがらないくらい!
不登校だったり、発達障害だったり、いじめなどで傷ついた子たちは大人に対して強い不信感を持っています。
だから、そんな経験を持つ子供は最初荒れたり、強い怒りを持っていたりするけれど、「ここは誰も自分を否定しない」と理解できると、のびのびとその子らしさを発揮していきます。
この学び場は『子供の王国』
子供のために何ができるか、どう関わっていくか、大人も自立して自分自身で考え行動することを求められます。
公立の小中高には、生徒一人に対して年間100万円ほどの補助金が国からなされますが、どんぐり自然学校にはそれがありません。
なので、財政活動として親たちが資金作りに奔走しています。
寄付活動や協賛金、イベント出店。
できることは全てしていますが、コロナでイベントが激減した今年は前年度より収支が下がることでしょう。
毎年、会長さんが倒れちゃうくらい頑張ってます(汗)
どんぐり自然学校のような学び場はあるべきだと思います。
ですが、現実問題、親の高い負担によってなんとか形を保っている状態です。
人手もお金もいつも足りません。
この学校で学ぶことは「自分は何者なのか?どう生きるのか?」と言うこと。
人生においてとても大切なことを子供の頃から『体験』を通して学べる機会、場所はそう多くはないと思います。
学校では教えてくれないことをここでは教えてくれます。
ここから自分の好き!を見つけた子供は、中学校卒業を待たずに職人になったり、海洋学部へ進学したり、パティシエを目指したり。
医師になるために研修中の卒業生もいます。
彼らは好きを追求していくことで、本当に幸せな一度きりの人生をそれぞれ歩んでいます。
子供はみんな『未来の可能性』を作る種。
それを生み育てるのはおかあさん、あなたです。
その種はどう育つかわからないし、コントロールなんてできないのだけど、どの子にもあるのは『可能性』と言う未来です。
そう考えると、子育てするってすごくないですか?
どんな可能性を見せてくれるのか?
どんな未来を見せてくれるのか?
どんな世界をこの子たちは作っていくのか?
どんな創造性を発揮していくんだろうか!
めちゃワクワクする!
彼らが作る未来はきっと私たちが見たこともないような、めくるめく新世界。
そんな種を産み、育てるおかあさんって本当にすごい!
と私は思うのです。
自由な世界で守られた子供は最強!
小さくうまれたうちの子がこのどんぐり自然学校でどう大きく育つのか?
とても楽しみです。
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